TABBIT

TABBIT

~NFTで革新する 観光のカタチ~

▶︎プロダクト概要

TABBITは日本の旅館やホテルをターゲットにした「宿泊予約券特化型NFTマーケットプレイス・発行プロトコル」を提供するWeb3版のOTAサービスです。


▶︎ターゲット

想定顧客

OTAからの顧客獲得率が高いミドルクラスからラグジュアリークラスの旅館・ホテル

利用ユーザ

クリプトユーザでもある、日本へのインバウンド観光客


▶︎課題

現在の日本の観光産業は、大手OTAへの依存度が高く、回避するにしてもコスト(人件費や開発費等)が大きく、施策や選択肢が少ない。OTAに頼らざるを得ない状態になっている。

依存により以下のような売上・利益最大化を達成する上での課題が生じている。


顧客情報の独占による情報不足

取引手数料(約15%程度)


▶︎解決策

宿泊予約券特化型NFTマーケットプレイス・発行プロトコル

宿泊業者は簡単に無料で宿泊券のNFT化が可能で、利用ユーザはガス代不要・ウォレット不要で宿泊の予約券を購入することができ、業者の指定価格内での予約券の転売も可能。


私たちは、OTAから脱却して「直接取引に誘導したい」「リピート率向上(LTV最大化)を目指したい」というOTAからの顧客獲得率が高いミドルクラスからラグジュアリークラスの旅館やホテルに、より安価で事業者主体で制御可能なOTAという新しい選択肢を提案します。

具体的には2つのアプローチがあります。


宿泊券特化型のNFTマーケットプレイス

制限付き価格設定を行うことができる宿泊券の2次流通(直前キャンセルのマッチングプラットフォーム)市場をサポートする。


宿泊券NFT発行プロトコル

スマートコントラクト、NFT、ウォレットなどWeb3の難しい単語を知らなくても簡単に宿泊券(NFT)を発行することができるツール。これにより、OTAを介さない直接取引を可能にする。


▶︎技術

Smart Contract Wallet(ERC4337)

ERC6551をエンドユーザーがガス代負担なし、かつweb3のリテラシーがなくてもセキュアなWallet管理を実現するためにERC4337を活用したSmart Contract Walletを実装しました。


PatchWallet / LitProtocol

エンドユーザーがWalletを持つ前に、事業者がメールアドレスに紐づいたWalletアドレスを特定すること、そしてエンドユーザーがメール認証だけでWalletを持てるようにするために、PatchWallet/LitProtocolを活用しました。


▶︎対応チェーン

Astarコントラクト / Mumbaiコントラクト


▶︎将来構想

NFTを用いたクラブ会員証の発行

日本の宿泊業には、クラブ会員証がまだまだ普及していない。ラグジュアリーホテル(単一ホテル)の事業主(客単価が5~10万円以上)にとっては、リピータは最も重要な存在であり、その顧客を知る上では「顧客情報」が鍵になる。宿泊券特化型のNFTマーケットプレイスと統合したクラブ会員証によって、顧客情報がOTAサービスに依存することなく、横断的に顧客情報を把握できるようにする。会員証所持者には、インセンティブの付与やコレクティブルな感覚を刺激する機能を提供する(電子スタンプサービスに関連)

<TABBIT Passport>

割引クーポン、宿泊券

宿泊する前からワクワクするような体験,情報の提供

宿泊以外の体験を記録できる思い出バッチ

他人に自慢したくなるようなUI


持続的なプロモーション企画のための電子スタンプサービス

NFTを用いたクラブ会員証の発行」と連携し、宿泊施設で”電子スタンプ”をお客様に発行することで、リピーター狙いのプロモーションが的確に打てるようになる電子スタンプサービスも提供する。プロモーションの例としては、宿泊日数に応じて期間限定お食事利用券、予約を埋めたい閑散期にのみ利用可能な宿泊割チケット、お支払い金額上位1割のお客様だけが集まれるオフ会への参加権、お土産のクーポン券や非売品のホテルグッズ、宿泊を条件としたレジャー体験や周辺の施設で使えるクーポン券などがあげられる。

ユーザフロー

1お客様が宿泊を証明するスタンプを無料で発行(オリジナルで作成が可能です)

2スタンプを持ってる人に限定し、プロモーションチケット発行し配布できます。

3使われたチケット枚数の分だけ手数料が発生


▶︎アップデート

AI+Crypto Hackathonでは「観光産業向けERC6551を活用したNFTチケット発行プロトコル」として技術シーズから提案を行っていました。しかし、現在観光業向けに事業を展開されている方やホテルのマネージャーをされていた方などにヒアリングを行っていくにつれて、ターゲットや課題、そこに提供する解決策の解像度が低いことを改めてわかりました。具体的な課題にアプローチできるようなプロダクトを目指したいと思い、事業展開を想定した上で再度プロダクトをブラッシュアップしてみました。今後も観光業のみなさんにヒアリングを続けて参ります。


___ AI Crypto Hackathon___


デモ動画: https://youtu.be/XpNz4fmwth4


TABBIT

(施設来場者を顧客と呼称)


▶︎プロダクト概要

観光産業向けERC6551を活用したNFTチケット発行プロトコル



観光事業者側の視点

"TABBIT"を使えば、事業者は初めてでも簡単にNFTチケットの発行・配布が可能となります”

顧客側の視点

”非クリプトユーザーでもNFTチケットの受け取り,利用が可能となります”


▶︎ターゲット

旅館,ホテル,ゴルフ,スキー場などの宿泊・レジャー施設の事業者


▶︎課題

“現在の集客を維持したいが広告費が高い”

顧客獲得とコスト削減は、企業収益の安定化と増加を目指す上で欠かせない要素です。しかし、集客活動に伴う広告費や予約プラットフォーム手数料は避けられず、これらが利益率の低下を招きます。特に旅行プラットフォーム(OTA)の手数料は平均で10~15%にも上り、事業者にとって重い負担となっています。


▶︎解決策

“ガス代,ウォレット不要!NFTチケットで、新しい集客エコシステムをつくる”


TABBITのNFTチケットサービスは、"新規顧客の獲得"と"コスト削減"、これらを一石二鳥に達成する新たな解決策を提供します。


『ユーザー主導のバイラルマーケティング』:リピーター(ファン)を活用し、顧客自身が事業者の広告となることで、広告費を削減します。顧客はSNSを通じて自然な口コミを拡散し、新たな集客チャンネルとなります。


顧客の直接取引化』:一度獲得した顧客を、Web2プラットフォームを介さないダイレクトなコミュニケーションで確実にリピーターへと育成します。予約プラットフォーム手数料を追加コストとせずに、持続的な関係を築くことが可能です。


NFT使う理由】

事業者の負担軽減(インセンティブの付与が自由にカスタマイズできる)顧客のアイデンティティ形成(〇〇の旅館,ゴルフ場に行ったよ!)他の事業者との連携がしやすい(インセンティブの内容を共有)新しいアフィリエイト経済圏(旅系インスタグラマー,付与されたクーポンの転売市場)ファンコミュニティの形成(ロイアリティユーザー証明)オンチェーン分析


▶︎活用技術-解説

Token Bound Account (ERC6551)

ERC6551はNFT(ERC721)を従来のWalletのような役割として活用できる新しい規格です。つまり、NFTの中にNFTを格納することができます。今回はエンドユーザーがWalletを持っていなくても、Wallet機能を活用できるように実装しました。


Smart Contract Wallet(ERC4337)

ERC6551をエンドユーザーがガス代負担なし、かつweb3のリテラシーがなくてもセキュアなWallet管理を実現するためにERC4337を活用したSmart Contract Walletを実装しました。


PatchWallet / LitProtocol

エンドユーザーがWalletを持つ前に、事業者がメールアドレスに紐づいたWalletアドレスを特定すること、そしてエンドユーザーがメール認証だけでWalletを持てるようにするために、PatchWallet/LitProtocolを活用しました。


対応チェーン

Astarコントラクト / Mumbaiコントラクト


▶︎将来構想


拡張性

TABBITのユニークな点は、①チケットをNFT化したことによるメリットと、②商品を自由にかつ簡単に変更可能なその”拡張性”にあります。TABBIT中心に様々なサービスを展開する上で、NFTチケット発行ツールはその核となるのです。


バイラルマーケティングにNFTを活用

NFTを通じて、事業者がキャンペーンを顧客にエアドロするなど、インセンティブの付与が容易になる。


利用回数券

ERC6551に複数のNFTを紐付けることで回数券にもでき、キャッシュフローを高めることが可能です。また、NFT(ERC6551)に直接エアドロップ可能な為、購入後もお得なキャンペーンなどインセンティブを付与することで、なるべく長く使用せずに保管してもらうこともできます。


ウォレット分析

TABBITが広まれば、顧客のリアル世界での行動をAIなどを活用したオンチェーン分析することが可能となり、顧客情報を活用した新しいビジネスを打ち出すことが可能です。


独自ポイントシステムの導入

導入コストの面から、大手事業者のみが導入できるポイントシステムをTABBITを活用し、チケットをポイント券にすることで、中規模事業者でも導入することができます。将来的には独自トークンの導入なども検討しています。