エクセルGTP(ジーピーティー) - ExcelアドインでChatGPTを使えるアドイン

概要

エクセルGTP(ジーピーティー)は、Microsoft Excelのアドインとして動作し、ChatGPTの機能をExcel上で直接利用できるようにするツールです。一般職の方々にも生成AIを簡単に活用していただくことを目的としています。

機能

通常のChatGPTのチャット機能を搭載レスポンスはストリーミング対応で、1つ2つ前のチャット内容を踏まえて会話可能Excelのセルを指定することで、セルのアドレス(A1など)とセルの中身を踏まえて回答単一セルだけではなく範囲セル(A1:E5など)の内容にも対応可能Excelフレンドリーな機能を実装

開発の経緯

生成AI導入コンサルをしている中で、一般職への普及や形骸化しない提供媒体について悩んでいました。AIエディタのCursorを使用した経験から、エンジニアにとって使いやすいツールであることを実感し、日本の企業で一般職が常に業務で開いているExcelに着目しました。Excel版Cursorのようなツールが使いやすく、業務にも溶け込むのではないかと考えました。

ExcelアドインであればMicrosoftストアにも登録でき、不信感なく導入する補助ができると思いました。また、"エクセルGTP(ジーピーティー)"という名称は、ChatGPTをGTP？GPT？とよくわかっていない層にも簡単に使えるという意図を込めて付けました。

MicrosoftがExcel Copilotを提供していますが、月額などでは試せず、年額を払う前提でないと使用感や実用性を確認できません。そこで、エンプラ以外の企業や個人にも使用感や実用しやすさを提供したいと考えました。

将来性

今回の開発期間が短く、実装を予定していた機能すべてを盛り込むことはできませんでした。ハッカソン終了時までにMicrosoftストアへの登録を行い、アドインを誰でも使えるようにしたいと考えています。

今後実装予定の機能

複数Excelファイル認識機能 → VlookUp関数もファイルと項目名を指定するだけで関数を生成Google検索機能 → 検索結果を踏まえて回答するChatGPT Plusの機能GPT4Vision機能 → 画像やスクショを踏まえたチャットが可能。グラフの変更要望にも対応Code Interpreterマクロ → VBAかPythonで目的の処理を実際にExcelを自動で動かす機能 ※CopilotではTableデータのみWhisper議事録 → 会議録画を添付したら議事録をExcel議事録フォーマットで出力

※なお、セカンドステージ、ファイナルステージへと進まない場合は、実装予定機能の開発は頓挫いたします。